天井だった 2008 11 30
鉄鉱石バブルも、終わりでしょうか。
今年の3月、日本の産業界は、
「2008年度の鉄鉱石価格は、前期比65%アップで決まった」というニュースで、
大きな衝撃を受けました。
あれから、商品市況は、大きく変わりました。
しかしながら、「炭素繊維へ」という流れは、変わらないと思います。
「鉄の時代」から「炭素繊維の時代」へ。
炭素繊維 2008 3 1
最近、2008年度の鉄鉱石価格は、前期比65%アップで決まったというニュースが、
日本の産業界では、衝撃的なニュースになっています。
これからも、鉄鉱石の価格は、急上昇するかもしれません。
おそらく、後世の人たちは、「あれは鉄鉱石バブルだった」と言うことになるでしょう。
中国では、現在、「鉄の時代」を迎えていますが、
日本は、「鉄の時代」から「炭素繊維の時代」へと移っていくでしょう。
車のボディは、鉄ではなく、炭素繊維で作ることが常識となっていくでしょう。
おそらく、今後、技術力のある国では、
「炭素繊維の時代」が花咲くことになり、
鉄は、発展途上国において、産業用の基本素材として使われていくでしょう。
日本の産業界は、鉄鉱石の高騰を心配しているようですが、
それは、過去のことになってしまうかもしれません。
鉄鉱石の高騰を心配するのは、技術力のない発展途上国の仕事になるでしょう。